きらきら春の日差しを受けて、足取りも軽く、心弾む5月。見上げると、強風にあおられダイナミックに大空を泳ぐこいのぼり。一昨日は、なんと園庭にキジ(オス)が遊びに来ました!ベランダには、「キジだ!キジだ!」「しーっ!」と様々な姿で歓迎する子どもたち。キジは逃げることなく園庭をしばらくお散歩して、私たちを楽しませてくれました。さて、入園当初の不安そうな表情と泣き顔も、今では笑顔で「おはよーございまーす!」の元気な声。その姿に子どもたちの順応性を感じ、また、“今日も始まるぞ!”と元気をもらう毎日です。ところで、ご家庭の一日は、朝の挨拶から始まっていますか?親子・兄弟・夫婦・・・家族の中で自然に挨拶が交わされていますか?挨拶は、“おはよう”のほかにも、“いただきます・こんにちは・ありがとう・おやすみなさい”など、簡単な一言ですが、習慣化することは意外に難しいものです。しかし、この挨拶は、集団の中で“コミュニケーションをとる”ことや“自分を知ってもらう”“相手を知る”ための大事な一歩。声の調子で、その時々の体調や心情を知り、また、その場を明るくする力がありますよね。〝親しき中にも礼儀あり“ さらに、挨拶は、けじめや区切り、物事に向かう前の心をつくるきっかけにもなります。生活や遊びの中で生き生きと意欲的に取り組むためには、だらだらと過ごすのではなく、メリハリのある一日の流れが必要です。挨拶を一つのきっかけとして取り入れていけるといいですね!そして、相手との距離感が縮まり、自然に口から出てくるよう幼児期から習慣づけておきたいものです。
園 長 中村 享子
2022年04月28日
【5月の園だより】♪やねより たかい こいのぼり~♪