♪やねより たかい こいのぼり~♪
きらきら春の日差しを受けて、足取りも軽く、心弾む5月。見上げると、強風にあおられダイナ
ミックに大空を泳ぐこいのぼり。各保育室には、カラフルで個性豊かな「子どもたち自作のこいのぼり」が飾られています。これからの季節、(まだまだ場所を選んでですが)子どもも大人もマスクを外して、思いっきり深呼吸。全身に新鮮な空気を取り入れたいものです。
さて、入園当初の不安そうな表情と泣き顔も、徐々に笑顔で「おはよーございまーす!」の元気な声に変わりつつあり、その姿に子どもたちの順応性を感じ、また、“今日も始まるぞ!”と元気をもらう毎日です。
ところで、ご家庭の一日は、朝の挨拶から始まっていますか?親子・兄弟・夫婦・・・家族の中で自然に挨拶が交わされていますか?挨拶は、“おはよう”のほかにも、“いただきます・こんにちは・ありがとう・おやすみなさい”などがあり、どれも簡単な一言ですが、集団の中で“コミュニケーションをとる”ことや“自分を知ってもらう”“相手を知る”ための大事な一言です。声の調子で、その時々の体調や心情を知り、また、その場を明るくする力がありますよね。〝親しき中にも礼儀あり“ さらに、挨拶は、けじめや区切り、物事に向かう前の心をつくるきっかけにもなります。生活や遊びに生き生きと意欲的に取り組むためには、なんとなく過ごすのではなく、メリハリのある一日の流れが必要です。挨拶がその一つのきっかけになるといいですね!相手との距離感が縮まり、自然に口から出てくるよう幼児期から習慣づけておきたいものです。
園 長 中村 享子