○平成最後のお正月 そして今日から3学期○
―あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします―
冬休みが終わり、今日から3学期が始まりました。1ヶ月ぶりに顔を合わせる子どもたち。少し照れくささを見せながらも、笑顔での登園となりました。さて、この1ヶ月、子どもたちは、どのように過ごしましたか?年末年始をおじいさん・おばあさんと一緒に過ごしたり、家族で旅行に出かけたりしたのでしょうか?それとも、家でじっくり普段なかなかできないことに取り組みましたか?中には、「早く幼稚園に行きたい」「お友達と遊びたい」と家での時間を持て余し始めていた子どももいるのではないでしょうか。
私たち職員は、市内・札幌などで行われた研修会に参加してきました。保育の質向上が叫ばれている昨今ですが、これまでの子どもとの生活を振り返りながら、講師の話に耳を傾けてきました。乳幼児期の発達のベースとなることから、“聞こえや言葉”“園における防災対策”についてなど、多方面から専門性を高める内容でした。東京家政大学教授の加藤繁美先生は、「子どもの心を理解しよう。共感した言葉(つぶやき)にどう返していくか。心の言葉(本当の思い)を理解する必要がある」。また、「就学前に安定した心の育ちを促し、今のあなた(子ども)の姿を受け止めながら、明日のあなた(子ども)へ切り返すことが必要である」と話されました。改めて、保育の奥深さを感じ、子どもたちとの関わりを見直すきっかけとなりました。それぞれが学び高めてきたことを日々の保育に生かしていきたいと思います。3学期もよろしくお願いいたします。
★寒い日々が続きます。栄養・休息・睡眠を十分に摂り、規則正しい生活を心がけましょう。
園 長 中村 享子