春の日差しに暖かさが感じられ、道端の“ふきのとう”や“フクジュソウ”“クロッカス”が土の中から力強く芽を出し咲き始めました。子どもたちのこれからの新生活をささやかにお祝い・応援しているかのように見受けられます。
さて、本日23名の新入園児を迎え、平成31年度も本格的にスタートしました。(元号をまたいでの年度になります)胸いっぱいの期待と希望、同時に戸惑いと不安を抱えながら、元気に登園してきた子どもたち。これから、どんな生活が待っているのでしょう・・・?見守る保護者の皆様は、子ども以上にドキドキかもしれませんね。
“人は人によって育てられる” “子どもは子どもとの関わりの中で成長していく”
うれしい!たのしい!とわくわくする毎日。しかし、時には、さみしい・・・いや・・・と感じることがあるでしょう。(まずは、大好きなママと離れる不安でしょうか?) しかし、無条件に愛される安定した家庭が土台となり、これからは友達や先生と一緒に遊ぶ中で、新たな喜びを感じ、世界を広げます。また、うまくいかない時には、周りの力を借りながら気持ちを切り替え、乗り越えていく。これらの繰り返しが、“生きる力”につながります。今、この幼児期の主体的な体験から、いきいき・キラキラと輝き、豊かな感情と集団活動に必要な態度を育んでほしいと願っています。
『ぼくも わたしも ほとけのこ つよく あかるく なかよくのびる』
子どもを真ん中に、保護者の皆様、そして私たち教職員が互いに寄り添い、それぞれを大事な存在と認め、ともに成長していきたいと思っています。
1年間、どうぞよろしくお願いいたします。
園 長 中村 享子