春 ご卒園 ・ ご進級 おめでとうございます!
令和2年度も最終月を迎えました。昨年4月、新入園児が園生活をスタートさせて間もなく休園。実質6月から全園児揃っての保育となりました。例年通り・これまで通りとはいかない保育の連続でしたが、そのような中でも子どもたちは、いつだって一生懸命な時間を、友達・先生と過ごしてきました。先月行われた音楽発表会では、安定した心持ちと意欲溢れる真剣なまなざしで取り組んでいた115名の子どもたちの成長した姿をご覧いただけたことと思います。子どもの伸びる力は、私たち大人の想像以上です。さて、そんな子どもたちの笑顔がはじけ、元気な声が響きわたっている幼稚園にも、いよいよ別れのとき、年長ぼたんぐみ31名巣立ちの日が近づいてきました。通い慣れた幼稚園ともお別れです。この園舎で遊び、過ごした日々。友達や先生方との出会いから、多くのことに気づき、学び、身につけてきました。“不思議だね!”“やってみたいね!”の思いで取り組み、“できた!”と成功体験を重ね自信をつけました。うまくいかない経験からは、挑戦する気持ちや次に切り替える心が育まれました。その子どもたちの心の支え・パワーの源となっていたのは、まちがいなく保護者の皆様の温かな愛情です。今、目の前にいる子どもたちは、心も体も驚くほど大きく、つよく育ちました。さぁ!新たな一歩の始まりです!ピカピカのランドセルにあふれるほどの夢と希望をいっぱい詰めて、力強く前に進みましょう!“花園っこ精神”で、一人一人が、いきいき・キラキラと輝く1年生になることを願っています。卒園児の保護者の皆様、これまでたくさんのご支援、ご協力、誠にありがとうございました。幼稚園・私たち職員は、いつまでも子どもたちの心のふるさとであり続けます。いつでも遊びにいらしてください。そして・・・その先輩が活発に遊び、様々な活動に取り組む姿を、いつも憧れのまなざしで見ていた年中少・満3クラスの子どもたち。お兄さん・お姉さんの影響力はとても大きく、見よう見まねでチャレンジしている姿に、子どもたちの意欲を強く感じていました。うさぎぐみの子どもたちも、お兄さん・お姉さんの活動の迫力にちょっぴり圧倒されながらも、目をまんまるにして見つめ、いつも応援してくれていました。今度は、この子どもたちが一つ先輩になります。進級児の保護者の皆様、1年間ありがとうございました。これからも“子どもを真ん中(子どもへの思い・願いをひとつ)”に、力を合わせていきましょう。
1年間の保護者の皆様のお力添えに、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
園 長 中村 享子