雪解けが早かった今年の春も、道端の“ふきのとう”や“フクジュソウ”“クロッカス”が土の中から力強く芽を出し咲き始めました。園では、新しい仲間を迎え令和５年度も本格的にスタートです。胸いっぱいの期待と希望、同時に戸惑いと不安を抱えながら、元気に登園してきた子どもたち。これから、どんな毎日が待っているのでしょう・・・？見守る保護者の皆様は、子ども以上にドキドキかもしれませんね。
“人は人によって育てられる”　“子どもは子どもとの関わりの中で学び成長していく”
うれしい！たのしい！とわくわくする毎日。しかし、新入園児だけでなく進級児もまた、時には、さみしい・・・イヤ・・・と感じることがあるでしょう。そんな時・うまくいかない時には、周りの力を借りながら気持ちを切り替え、乗り越えていく。これらの繰り返しが、“生きる力”（成長）につながります。無条件に愛される安定した家庭を土台とし、友達や先生と一緒に遊ぶ中で、新たな喜びを感じ、世界を広げます。この幼児期の主体的な遊びや体験から、一人一人が、いきいき・キラキラと輝き、豊かな感性と集団活動に必要な態度を育んでほしいと願っています。
『ぼくも　わたしも　ほとけのこ　　　つよく　あかるく　なかよくのびる』
子どもを真ん中に、保護者の皆様、そして私たち教職員が互いに心を寄せ合い、それぞれを大事な存在と認め、ともに成長していきましょう。1年間、どうぞよろしくお願いいたします。

園　長　　中村　享子